lesson3日目:一般的なおしゃれの法則

一般的におしゃれなもの

大多数の人におしゃれだと思われたい、大勢に肯定されたい、ポピュラーなファッションが好き、SNS上で評価されたい、モデル等として評価されたい、顔見知りで無い人におしゃれだと思われたい場合、 以下に気を付けると良いと思います。

おしゃれだと思われ易い見た目

外見に似合う事を重視する

あなたの内面について、殆どの方は何も知らないです。
外見に似合うものだけを身に着けた方が、多くの人に似合うと思われます。

▼似合う色・形・素材
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人目を惹くものを上手く使う

まず、おしゃれだと気付いてもらうためには、スルーされないことです。
いくらおしゃれでも、さりげなければ気付かれない事が多くなります。

例えば、
派手な色を使う
派手な形を使う
写真映えを意識してコントラストをはっきりさせる

キャッチーにする、等がおすすめです。
※似合う色・形・素材の範囲は超えない事。

▼似合う色・形・素材
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専門的過ぎない、わかり易いファッションを目指す

トレンドのものでも、トレンドを知らない初心者の目線からすれば、変に見えるというのはよくあることです。
時にはトレンドのものでも身に着けないという判断も必要です。
(チュールキャミソール等)

例えば、
王道のキレイ系、かわいい系、等がおすすめです。

メイク、ヘアスタイル、ネイル、等整える。アクセサリーを身に着ける

以下のようなイメージを目指して、装飾します。
美しい女性
かわいい女性
若々しい女性
色気のある女性
性格のいい女性

トレンドを取り入れる

シルエットや色や素材等を、多くの方に広く知られているトレンドに合わせます。
ネットやSNS、雑誌、テレビ、等でよく連呼されるワードをチェックします。

TPOに合わせる

時と場合に合わせて、悪目立ちしないようにします。
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時代に合わせるとおしゃれだと思われ易い

・時代に合っている

一般的な多数派の方の理想像を具現化している為、評価されやすいです。
例えば)
美しい若々しい優しい女性のイメージ、等

・時代を半歩先駆けている

理想を半歩覆す事は、一般の方にもわかり易い範囲内で、革新的なので評価されやすいです。
例えば)
太っていてもおしゃれなファッションを打ち出す、等

おしゃれだと思われ易い内面

人の憧れになる要素、人気者になる要素、を持っている。

例えば、
優しい
面白い
かわいい
ポジティブ
芯が強い、等

間一般の言うおしゃれについて個人的に思うこと

女性らしさ男性らしさ

一般的に女性は女性らしく、男性は男性らしくした方がおしゃれと言われます

しかし、それは美しいから自然の摂理だからではなく、
社会的な常識の影響が大きいのではないかと思います。

女性の美とは、体のシルエット、若さ、顔の美しさ、優しさ、の事でしょうか?

男性の専売特許のようになってしまっているマニッシュな要素、強さ、知性、いぶし銀、は
女性には似合わないものでしょうか?
体格的な差は考慮するべきというのはわかりますが、内面をもっと表現しても良いのではないでしょうか。

男性についても、中性的だと良くないものでしょうか?
なぜ、男性のファッションは、強さ、荒々しさ、知性、等を彷彿とさせる権威的なイメージばかりで退屈なのでしょうか?

なんとなく、作られた美の常識だと感じます。

▼似合う形・素材
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【追記】ファッションに男女の区別が完全に無くなったら

現在、男女でファッションが全く異なる事によって、遠目から見ても、「あれは男」「あれは女」という区別がほぼほぼできる訳ですが、これが出来なくなったらどうでしょうか?
例えば、トイレで女子トイレに入ったのは本当に女性か、高度に女性に同化せずとも盗撮等の犯罪行為をできてしまうのではないか…?そういった類の犯罪にどう対処するか、方策はあるのでしょうか?
性別に囚われずファッションを楽しむという思想自体には賛成していますし、上手くいっては欲しいのですが。海外での事例等について後日しっかり調べようと思います。

どの角度を表現するか

人は見る角度によって、印象がガラリと変わります。外見も内面も。
一般的には、最も良く見える角度の自分を表現するのが、おしゃれです。
しかし、それは負の一面を隠すという事でもあり、ふとした時にその一面が顕になります。
そうなるよりも、負の一面を全面に押し出した方が楽しめるのでは無いかと個人的に思います。
間の抜けた、醜い、歪んだ、疲れた、病的な、貧相な、荒々しい、多面的な、不完全な、、、等の
顔をメインにして引き立てた方が、素直に自分を肯定できるのは無いでしょうか。

人は美しくなくて良い?

最近、ルッキズムへの抵抗として「人は美しくなくて良い。人は美しくない。」と言われたりしますが、 私は個人的に違和感を感じています。

どのような外見も内面も、一般的に醜いとされている面も、そこに美を見出し昇華して、
一般的に受け入れられる形に落とし込んだり感動させるのが、 ファッションのプロとしての腕の見せ所で、それができないのは修行が足りないだけではないか、 と私は思います。

寧ろ、世間からはもっと「プロならこれくらい、美しく仕上げて当然でしょ?」と、
言って頂けた方が、よりファッション業界のレベルの底上げになると思いますし、
そういった事は、他の芸術界隈(絵画や文学、音楽、等)が既に成し遂げていますし、
それこそ芸術の醍醐味ではないでしょうか?
ファッション業界だけ、今まで甘やかされ過ぎたのではないでしょうか?

おしゃれとコスト【更新】

ポピュラーなおしゃれの為に、女性はどれ程、時間と労力とお金を掛けているでしょうか?
・服、アクセサリー、ヒール
・メイク、ヘアスタイル、ネイル
・スキンケア、ヘアケア
・ボディメイク
・食事
・睡眠、


これだけ、おしゃれを維持する為に、コストが掛かる訳ですが、 それは精神的に体力的に経済的に健康でしょうか?
もっと、女性に休む間を与えるおしゃれが流行った方が良いのでは無いでしょうか?

SNS上で支持されるファッションとは【更新】

近年はSNSの普及によって、気軽に多くの人のコーディネートを参考にする事ができるようになったり、 インフルエンサーと呼ばれる人が現れたりした事で、ファッションへの注目度や習熟度が高まった印象があります。
最近の子は、本当にオシャレになったなと嬉しく思っています。

ですが、SNS上のオシャレとされている人は本当にオシャレなのかな?と最近思います。
例えば、
SNS上でしか交流の無い人の性格はわからないですし、もしかすると、性格とファッションが全く合っていない可能性もあります。
性格とファッションのアンバランスさを解ってないで、自分らしいと思ってしまっているとしたら、それは知識不足でありオシャレと言えるのでしょうか?
とにかく評価されれば良いなら問題は無いですが。

SNS上で支持される為には、外見に似合う事(顔や体型)、大衆的である事(美人、くびれた体、女性らしさ、若さ)、が重視されます。
最近の子は、オシャレになった反面、これらの要素に無意識に影響され、『ああいう風に、ならねばならない。』と思い過ぎていないか、、
少し心配になります。

大衆に認められ自己肯定的なポジティブな気分になりたくて始めたのに、大衆受けするファッションに傾倒すると、『大衆受けするファッション=女性に冷たい』である為に、自らを余計追い詰める結果になりがちなのではないでしょうか。
もっとメイクで美しく、、もっと痩せて、、スカートやヒールを履いて、、もっと頑張らないと、、等と。
大衆受けするファッションを、もっと女性本位に変えたい、と個人的に思います。

ジュアルとキレイ

一般的に以下のように言われているようですが、

だいたい「4:6」から「3:7」の比率で「きれいめ:カジュアル」のバランスを取る

間違っていないと思いますが、真意を誤解して覚えないように、細かな部分も説明しようと思います。 (実際、誤解してしまった人が身近に居た。)

カジュアルとキレイに関わらず、異なるイメージのものを組み合わせる場合は、 似たような事を意識します。

カジュアルとは

普段着。Tシャツやデニム、スニーカー等。

キレイとは

よそ行き。正装or正装に近い。

カジュアルとキレイのバランス

落差があり過ぎると合わないです。

例えば、
リクルートスーツとデニムパンツ

リクルートスーツやタキシードは、100%正装なので、
カジュアルと合わせると、お互いのカジュアルとキレイを強調しすぎて、調和が生まれず、ちぐはぐに見えます。

場所による影響

例えば、場所のレベル分け(0~10)をすると、

高級レストランだったら、キレイ10
庶民的な定食屋さんだったら、カジュアル10

になるので、それに服も合わせて、アイテムの平均値を、

高級レストランだったら、キレイ10
庶民的な定食屋さんだったら、カジュアル10~5

で良いと思います。

見た目、性格、ライフスタイル

見た目、性格、ライフスタイルが、

アクティブなら、、カジュアルの平均値が高い方が似合います。
落ち着いているor高級志向なら、、キレイの平均値が高い方が似合います。

景気による影響

景気が良く、庶民も高級なものに手が届くようになると、カジュアルの比率が下がるのが一般的かと思います。
ですので、今後の日本経済次第でカジュアルとキレイの比率の理想は、変化します
景気問わず、セレブな生活をしている人なら、カジュアル度は低くても馴染みます。
(景気がどうなっても、99%キレイで1%がカジュアルといった割合は、間違ってしまった感があり、違和感があるので流行りにくいと思われます。)

イローブランドミックス

全身ハイブランドは嫌味っぽい等と言う方も居るようですが、、
ハイブランドかどうかなんて周りは大概気づかないので、あまり気にしなくて良いと思います。
(わかり易く、大きなロゴを全身に散りばめたり、自慢したりし無ければ。)

ただ、夏服、コート、靴、バッグ、は 重ね着して誤魔化すことができないので、ある程度の値段のものを買った方がコーディネートが楽な事が多いです。

昨今は、低価格でも品質やデザインは悪くないので、(たまにぺらっぺらな生地もありますが。。)
ハイとローをミックスしても凝視しなければ違和感は無く、ちぐはぐに見えることはあまり無いです。

▼昔は高い服が売れた理由
https://style-picks.com/archives/3873