lesson6日目:素材の合わせ方

材を意識する事の大切さ


ファッションが好きな方でも意外と意識していない事が多いようですが、素材で印象はかなり変わります。
シンプルなデザインやベーシックな色のものは、素材感の良し悪しが非常に重要です。
複雑なデザインや色のものに、複雑な素材を合わせるとごちゃごちゃとし易いです。
▼参考
https://jpncs.com/post-3260/

また、人によって似合う素材というのは、全く違いますので、自分はどの素材が得意か知ることはとても重要です。
▼似合う素材とは
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材の合わせ方

※自身の似合う素材を考慮します。/undefined/beginner1_3/

1.似た素材を合わせる

調和が取れやすく、合わせやすい。
色が全く異なっても、ちぐはぐになりにくい。
形やカラーを強調する。
洗練された、ハッキリしたイメージ。もっとも一般的な合わせ方。

2.似ていない素材を合わせる

調和が取れにくい、合わせにくい。
色を同系色にして統一感を出すと、ちぐはぐになりにくい。
素材のイメージが強調される。
複雑な風合いを表現したり、ディテールに深みを与える。

3.季節に合わせる

季節を合わせると、統一感が生まれ調和が取れやすいのと、快適そうに見えます。

:シアー、チュール、シフォン(ふんわり風に靡く素材、薄い化学繊維)
:リネン、かごバッグ(吸水性・通気性の優れた素材)
:コーデュロイ、スエード(保温性の優れた素材、薄い、光沢のない素材)
:ニット、ファー、ベルベット(保温性の優れた素材、厚い)

4.イメージを合わせる

イメージを合わせると、統一感が生まれ調和が取れやすいです。

かわいい:レース、チュール、ファー(柔らかい、ふわりとした、繊細なもの)
エレガント:リブニット、スエード、ジュエリー(柔らかい、高価なイメージのもの)
カジュアル:綿、デニム、合皮
ナチュラル:リネン、キャンバス、木製
かっこいい:レザー、ナイロン、スパンコール、金属(固いもの、光沢のあるもの、自然派でないイメージのもの)

材の重ねる順番

基本的には、薄い生地を内側に、厚い生地を外側に、着ます。
理由は、以下のようになります。

・着心地が良い

▼ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/201911/270145/

・一般的だから

着心地が良い為、薄い生地を内側に、厚い生地を外側に、というのが基本です。
これを逆にすると、違和感が出ますので、着こなしの難易度が上がります。
逆にする場合は、色を同系色で揃え、ふんわりと羽織ると、調和し易いです。

・張り付いて見えるから

タイトな薄い生地の服を上に着ると、服が張り付いてるように見え易いです。

の合わせ方

『柄と柄は合わせてはいけない』と言われる事が多いようですが、、
ルールを知っていれば、違和感無く合わせることができます
着物に代表されるように、日本人に合う柄×柄の組み合わせは多種多様です。
※参照:似合う柄のページ。/undefined/beginner1_3/

明るい色の柄✕柄=賑やかなイメージ
落ち着いた色の柄✕柄=複雑、味のある、イメージ
明瞭な色の柄✕柄=派手な、アートな、イメージ

1.無地と柄を合わせる

例えば)
無地と小花柄
無地とネイティブ柄

・控え目な柄の場合、調和が取れやすく、合わせやすい。
・柄のイメージが強い場合、調和のある色で揃えて統一感を出すと、ちぐはぐになりにくい。
・柄のイメージが強調される。

2.似た柄を合わせる

例えば)
ストライプとボーダー
ヒョウ柄とゼブラ柄

・控え目な柄の場合、調和が取れやすく、合わせやすい。
・柄のイメージが強い場合、反対色を使ったり、柄と背景色を同色にしたりして、柄のイメージを弱くすると、ちぐはぐになりにくい。
・個性的なイメージを強調する。

3.似ていない柄を合わせる

例えば)
小花柄にサイケデリック柄

・調和が取れにくい、合わせにくい。
・調和のある色で揃えて統一感を出すと、ちぐはぐになりにくい。
・柄のイメージが強調される。
・個性的なイメージを強調する。

えめな柄・イメージの強い柄とは

控え目な柄とは、小さいor細かい柄orよくある柄
例)
小花柄、レース、ストライプ、ドット、等

イメージの強い柄とは、大きいor強そうor変わった柄
例)
アニマル柄、ネイティブ柄、サイケデリック柄、等